SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井宮 大輔、以下SMN)は、同社が提供するサービス「Connected TV Data Bridge Ads」(以下「TVBridge Ads」)で配信した番組宣伝広告の接触によって、番組視聴の割合が向上する傾向にあることが分かりました。
「TVBridge Ads」で配信した番組宣伝広告の接触/非接触データとインターネットに接続されているテレビの視聴データを用いて、番組宣伝広告に接触したユーザー群のうちどの程度が実際に番組を視聴したか測定した結果、広告接触後、番組を視聴したユーザーの割合が向上したことが分かりました。
以下に、番組宣伝広告の配信における効果測定事例を抜粋し、紹介します。
【検証結果】
■事例1
・訴求番組:バラエティ特番
・配信目的:自局の番組を日頃からよく観ているハイテレ層(*1)に対し番組予告動画の広告を配信し、番組視聴へ繋げる。
・配信結果:「TVBridge Ads」により配信された番組宣伝広告に接触したユーザーの方が、接触していないユーザーに比べて1.3倍高い視聴割合を記録。「TVBridge Ads」にて番宣アプローチを行うことで番組の視聴割合を向上できたことを確認。
■事例2
・訴求番組:新作ドラマ
・配信目的:日常的にテレビでドラマを視聴している層と主演俳優の出演する他番組を視聴している演者ファンであろう層に対し広告を配信し、番組視聴へ繋げる。
・配信結果:ドラマ視聴ユーザー層と、演者ファンユーザー層へ「TVBridge Ads」にて広告配信した結果、演者ファンユーザー層のほうが1.3倍も視聴割合が高くなる結果となった。「ドラマ好き」のような幅広いターゲット層よりも演者ファンユーザー層のほうがより、ドラマの視聴割合向上に繋がることが確認できた。
これらの結果から、「TVBridge Ads」での番宣広告配信は、番組を視聴した割合を向上できることを確認しました。従来、デジタル広告の主な計測指標であるCPCや完全視聴率だけでは、番組の視聴に繋がったか評価するのが難しかったものの、「TVBridge Ads」の本計測機能を用いることで、番組宣伝広告に接触したユーザーが、どの程度対象番組を視聴したか計測することが可能です。その広告効果からも、「TVBridge Ads」の有用性が評価され、テレビ局より継続的な広告出稿を頂戴しています。
<TVBridge Adsのターゲティングイメージ>
・帯番組の未視聴者
・裏番組視聴者
・放映時間帯に視聴習慣のあるユーザー
・同ジャンルのドラマ視聴者
・新ドラマの過去作のドラマ視聴者
・新ドラマ出演俳優の過去作品視聴者 など
SMNは、今後も多様化する広告配信の要望に対し、「TVBridge Ads」を通じて積極的にサポートをしていくことで、企業のデジタルマーケティングの最適化を支援します。
*1 ハイテレ層:テレビをリアルタイム視聴する習慣があり、テレビCMに多く接触するユーザー群
■国内最大級のテレビ視聴データを活用する「TVBridge」
「TVBridge」は、国内大手テレビメーカー4社が取得しているテレビ視聴データと、SMNが保有するデジタルメディアの接触データをもとにした広告配信を実現するデータ活用サービスです。コネクテッドテレビ約1,000万台分(2023年5月30日時点)のテレビ視聴データを活用し、様々なターゲット手法を用いて効果的な広告施策を実現しています。テレビ視聴データとは、ユーザーから広告用途への利用が許諾されているテレビ放送(全国の地上波、BS、CS)の視聴データです。このデータには、個人を特定する情報は含まれません。
・「TVBridge」詳細:< https://tv-bridge.com/ >
■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。
※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。
SMN株式会社 広報担当 松本