SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井宮 大輔、以下SMN)は、同社が提供するサービス「Connected TV Data Bridge Ads」(*1、以下「TVBridge Ads」)の新機能「CM視聴追っかけターゲティング」(*2)の効果検証を実施いたしました。検証の結果、テレビCM放送からデジタル広告配信までのタイムラグ短縮により、サーチリフト率(*3)、ビュースルーコンバージョン率(*4)、広告の完全視聴率(*5)が向上することが分かりました。
■検証実施概要
SMNは、以下の通りデジタル広告の配信・広告効果の検証を実施いたしました。
■検証結果
セグメント1と比較し、新機能「CM視聴追っかけターゲティング」を活用しテレビCM放送と並行して作成したセグメント2では、検索行動への貢献度合いを示すサーチリフト率は2.51倍、購買への貢献度を示すビュースルーコンバージョン率は1.36倍、広告の完全視聴率は1.43倍に向上しました。また、セグメント2では広告の費用対効果の改善も確認されました。テレビCM放送からデジタル広告配信までの時間を短縮することで、興味喚起・購買促進の効果が高まることが分かりました。
昨今、テレビCMとデジタル広告のシナジーが注目されています。SMNは、「TVBridge Ads」を通じ、テレビとデジタルメディアを横断したマーケティング施策を提供することで、広告主様の要望に応えてまいります。
今後もSMNは、テレビとデジタルメディアを連携させた新たなデジタルマーケティング施策を展開してまいります。
*1 「TVBridge Ads」
「Connected TV Data Bridge」が集約・管理するテレビ視聴データにオーディエンスデータを掛け合わせたターゲティング広告配信ができるDSPサービス。
・「TVBridge Ads」詳細:< https://tv-bridge.com/ads/index.html >
・「Connected TV Data Bridge」詳細:< https://tv-bridge.com/ >
*2 「CM視聴追っかけターゲティング」
「TVBridge Ads」の機能の一つ。テレビCMの放送と並行して、テレビCM視聴データを使ったセグメントの作成・ターゲティング広告の配信ができる。
・参照:< https://www.so-netmedia.jp/topics/press-release-20230630/ >
*3 サーチリフト率
配信した広告に接触したユーザーを母数とし、広告クリックではなく検索エンジン経由でランディングページに流⼊した割合を示した数値。
*4 ビュースルーコンバージョン率
配信した広告に接触したユーザーを母数とし、広告クリック以外の方法でランディングページに流入し、かつコンバージョンした割合を示した数値。
*5 完全視聴率
動画広告が再生された回数を母数とし、広告が最後まで視聴(完全視聴)された割合を示した数値。
*6 テレビ視聴データ
ユーザーから広告用途への利用が許諾されているテレビ放送(全国の地上波、BS、CS)の視聴データ。このデータには、個人を特定する情報は含まれない。
■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。
※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。
SMN株式会社 広報担当