2021-11-16
Press Release
SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井宮 大輔、以下SMN)は、この度、「Privacy Sandbox」に関する Google の Real-time Bidding experiments に参加しました。
このテストは、ユーザープライバシーの保護とWeb広告システムの進化の実現を目的とした「Privacy Sandbox」に関する一部のものです。SMNが参加したReal-time Bidding experimentsは、以下の通りとなります。
■「FLoC」(Federated Learning of Cohorts)
「FLoC」 は、Federated Learning という機械学習の手法を使用し、同じような興味を持つ(直近の閲覧履歴が似ている)ブラウザーを大きな集団(Cohort)に分類することで、ユーザーのプライバシーを保護しつつ、興味ベースで広告を選択可能にする新しい仕組みです。
■「FLEDGE」(First “Locally-Executed Decision over Groups” Experiment)
「FLEDGE」は、「Privacy Sandbox」のなかで提案された「TURTLEDOVE」(Two Uncorrelated Requests, Then Locally-Executed Decision On Victory)を発展させたものです。3rdパーティCookie(広告配信用の識別子)を使わずに過去に広告主のサイト訪問したユーザーへ広告を配信することを可能にする新しい仕組みです。
昨今、Webユーザーのプライバシー保護に対する高まりのなか、各ブラウザーにおける3rdパーティCookieの使用制限に伴い、新たな運用方法をはじめ、様々な対応策が構築されています。
今後SMNでは、多様化する広告配信の要望とユーザープライバシーの保護に対して、様々なソリューションに対応した積極的なサポートをしていくことで、企業のデジタルマーケティングの最適化を支援します。
■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ広告配信サービス「TVBridge」を新たに提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。
※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。
SMN株式会社 広報担当