清涼飲料水や酒類の新商品CMが多く投下され飲料系メーカーが上位に多くランクインしているが、やはりコロナ禍の影響はテレビCMの放映状況においても見ることができる。緊急事態宣言が4月7日に発令されて以降、大幅に放映回数が増加しているACジャパンが4位(札幌エリアでは単独1位)となっている。
ACジャパンは4月の後半から、「コロナ対策臨時キャンペーン」と称し、「あなたのコロナ対策が、みんなを救う。」のスローガンの下、8篇の新作CMを出稿した。自粛ムードが続く中、今後もしばらくはこれらのCMが多く放映されるのではないだろうか。
続いて商品ごとのランキング(表2)に目を向けると、1位と11位にリクルートの学習系アプリ、12位にamazonプライムビデオと不要不急の外出自粛の中、在宅時間を有効に過ごせるアイテムの出稿数が増加傾向にあることがわかった。
また、各自治体からの『ステイホーム』の呼びかけ、各放送局も『おうち時間』の過ごし方についての意見広告を大量に放映し、通常の企業CMの放映回数は昨年の同時期と比較して約9割程度となっている。
そんな中、出稿企業各社はタレントやスポーツ選手出演による感染拡大防止啓発CMや、こんな状況だからこそのキャッチコピーを添えたメッセージ性の高い新CMを多数投入している。
まだ先の見えない状況が続くが、テレビCMから発信される大切なメッセージをしっかりと受け止め、できることから始めてみたい。
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https://www.zeta-bridge.com/
【参考情報】
◇ 株式会社ゼータ・ブリッジ 会社概要
・所在地:東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー12階
・代表者:代表取締役 安藤 尚隆
・事業内容:テレビCMメタデータ販売、音声・画像認識エンジンを利用したサービス提供など
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