ソネット・メディア・ネットワークス株式会社は、この度「Logicad ダイナミッククリエイティブ」において、DSP(*1)によるクリエイティブ(バナー広告)に関する効果検証を行いました。
同じクリエイティブサイズの広告枠(300×250)とレイアウト(商品掲載点数や画像のサイズが同一)において、クリックするボタンの文字を使った訴求効果について検証を行いました。結果、CTR(クリック率)に以下の効果がわかりました。
【参考2】同じクリエイティブサイズにおける、レイアウトと掲載内容の比較
同じクリエイティブサイズの広告枠(300×250)において、レイアウトと掲載項目の内容を変更し、比較検証を行いました。結果、CTR(クリック率)において、商品説明が掲載されている内容や価格が強調されているレイアウトに、一定の効果の向上がありました。
・旅行向けのダイナミッククリエイティブでは、レイアウト、配色、掲載項目によってCTRに変化が確認された。なかでも、商品説明の掲載や価格が強調されているレイアウトに効果が高い傾向がみられた
・同一のレイアウトにおいては、ボタンの文字を商品の訴求に沿った内容に替えることで、効果が向上する例も確認された
「Logicad ダイナミッククリエイティブ」では、対象商品にあわせたレイアウトと、多彩な配色を掛け合わせることで効果向上が図れます。また配色については、自由に選択することが可能なため、ブランドイメージに沿った配信も行うことができます。
なお、今回の検証において、広告配信による効果や旅行関連商品向けの広告クリエイティブ例をまとめたホワイトペーパーを下記URLにてダウンロードが可能です。
今後も当社では、ダイナミッククリエイティブにおいて広告効果の向上を目指します。
サイトに訪問歴のあるユーザーに対し、閲覧履歴をもとにした興味関心が高い複数の広告クリエイティブを自動的に生成するものです。自動生成をするためのレコメンドエンジンには、自社開発した人工知能「VALIS-Engine」を搭載しています。これにより全ユーザーの商品ページへの閲覧履歴から高精度な分析を可能とし、関連性の高い商品の広告を掲載していくことが特徴です。さらにDSP「Logicad」が提携する広告ネットワークへ、リターゲティング広告(*2)を用いた配信を行うことで、クリックやコンバージョンを促進します。
◆主な特徴
1. 高精度なターゲティング技術
閲覧された商品属性項目でユーザーを絞り込み、ターゲティング効果を向上。
2. 高度な分析を可能とする独自のレコメンドエンジン
自社開発した人工知能「VALIS-Engine」を搭載し高精度な分析を可能としています。これにより全てのユーザーの商品ページへの閲覧履歴から関連性の高い商品を決定し広告掲載をします。
3. 広告効果の改善レポート
都度レポートを確認しながら、次のプランを考察する最適なPDCAサイクルを実現します。
4. 商品に合わせたクリエイティブサイズとクリエイティブパターンを用意
全9種類のクリエイティブサイズと、多彩なクリエイティブレイアウトにより、掲載内容に沿った広告配信が可能です。
5. 商品データを活用したインフィード広告の配信が可能
ダイナミッククリエイティブで活用している商品データ(データフィード)を連携することで、インフィード広告の掲載内容として配信が可能となります。
(※別途商品データの用意が不要)
「Logicad」は、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。
2000 年 3 月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つの技術をコアとし、DSP「Logicad」をはじめとするマーケティングテクノロジーに関する様々なサービスを提供しています。
*1 DSP(Demand Side Platform)
広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム
*2リターゲティング広告(配信)
広告主のサイトに訪問歴のあるユーザーに限定し、再訪を促す広告を配信する手法
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
経営企画部 広報担当