ソネット・メディア・ネットワークス株式会社は、この度「Logicad ダイナミッククリエイティブ」において、DSP(*1)によるクリエイティブ(バナー広告)に関する効果検証を行いました。
【サマリー】
■内容
・業種:アパレル(通販サイト)
・期間:2016年10月1日~12月31日
・対象商品:約2万点のアパレル商品より、同じ商品群の広告配信を検証(※商品群例、アウター、ジャケット、ボトムス など)
・広告配信方法:DSPによるダイナミック クリエイティブ(バナー広告)の配信
・デバイス:PC
・エリア:全国
・クリエイティブサイズ 300×250(ピクセル)
【参考1】同じクリエイティブサイズにおける、レイアウトの比較
同じクリエイティブサイズの広告枠(300×250)において、掲載点数や商品画像のサイズが異なる広告レイアウト効果検証を行いました。結果、CTR(クリック率)、CPA(顧客獲得コスト)において以下の効果がわかりました。
【参考2】同じクリエイティブサイズにおける、配色の比較
同じクリエイティブサイズの広告枠(300×250)において、配色が異なる広告の効果検証を行いました。結果、クリエイティブサイズやレイアウトは同一であっても、背景色を変更することで、CTRの向上とCPAの効果改善が確認されました。
【「Logicad ダイナミッククリエイティブ」効果検証まとめ】
・アパレル系向けのダイナミッククリエイティブでは、商品画像の大きさや、価格表示が強調されたレイアウトに変更することで、CTRの向上とCPAの改善が確認された。
・配色においては、背景色を人目に惹くもの変更することで、CTRの向上とCPAの改善が確認された。
「Logicad ダイナミッククリエイティブ」では、対象商品にあわせたレイアウトと、多彩な配色を掛け合わせることで効果向上が図れます。また配色については、自由に選択することが可能なため、ブランドイメージに沿った配信も行うことができます。
なお、本検証では、上記とともに大型のクリエイティブサイズ(970×250ピクセル、300×600ピクセル)での広告配信による効果などをまとめたホワイトペーパーを下記URLにてダウンロードが可能です。
今後も当社では、ダイナミッククリエイティブにおける様々な業種業態への適用を拡大するとともに、さらなる広告効果の向上を目指します。
サイトに訪問歴のあるユーザーに対し、閲覧履歴をもとにした興味関心が高い複数の広告クリエイティブを自動的に生成するものです。これにより全ユーザーの商品ページへの閲覧履歴から高精度な分析を可能とし、関連性の高い商品の広告を掲載していくことが特徴です。さらにDSP「Logicad」が提携する広告ネットワークへ、リターゲティング広告を用いた配信を行うことで、クリックやコンバージョンを促進します。
◆主な特徴
1.高精度なターゲティング技術
閲覧された商品属性項目でユーザーを絞り込み、ターゲティング効果を向上。
2.高度な分析を可能とする独自のレコメンドエンジン
自社開発した人工知能「VALIS-Engine」を搭載し高精度な分析を可能とし、全ユーザーの商品ページへの閲覧履歴から関連性の高い商品を決定し広告掲載をします。
3.広告効果の改善レポート
都度レポートを確認しながら、次のプランを考察する最適なPDCAサイクルを実現します。
4.商品に合わせたバナーサイズとバナーパターンを用意
全5種類のバナーサイズとバナーパターンにより、掲載内容に沿った広告配信が可能です。
「Logicad」は、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つの技術をコアとし、DSP「Logicad」をはじめとするマーケティングテクノロジーに関する様々なサービスを提供しています。
※記載されている会社名および商品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
経営企画部 広報担当