ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:地引 剛史)は、この度、DSP(*)「Logicad」において、「オーディエンスターゲティング配信」の精度向上を目的としたエンジンの刷新を行いました。
「オーディエンスターゲティング配信」は、各ユーザーのWEBサイト上における行動履歴の解析を行うことで、あらかじめ全てのユーザーの性別、年代、興味カテゴリーを推定し、広告主が要望する属性のユーザーに向けた配信を可能とするものです。
新たなエンジンとして、ソニーグループで培った最先端の機械学習技術をもとに、当社R&Dメンバーが開発した人工知能「VALIS-Engine」を搭載しました。これにより数万次元の特徴量を活用した高精度な推定が可能になりました。
今回の「VALIS-Engine」搭載により、ユーザーの性別、年代のターゲティング精度が飛躍的に向上したため、広告効果の更なる最適化がはかれます。
◇「VALIS-Engine」(ヴァリス-エンジン)とは?
『Logicad』の膨大なログ情報を解析し、様々な課題に対して高精度な答えを導き出すエンジンです。独自の機械学習アルゴリズムをベースに、離散特徴量や連続特徴量を用いて、精度を高めることを特徴としています。
当社では、「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、今後もDSP「Logicad」をはじめとしたマーケティングテクノロジーに関するサービスの様々な機能を拡充してまいります。
* DSP(Demand Side Platform)
広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム
「Logicad」は、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つの技術をコアとし、DSP「Logicad」をはじめとするマーケティングテクノロジーに関する様々なサービスを提供しています。
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社
経営企画部 広報担当