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【本当にやりたかったことはこれだ】枠に囚われず自分の好きなことを仕事に出来る場所があった

2019-02-26

Column

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(以下、SMN)は、ソニーグループのマーケティング・テクノロジー会社として、確かな技術力と豊かな発想力で、最先端の広告配信サービスを提供している。主力事業であるDSP(Demand Side Platform)は、20TB相当のビッグデータ高速処理技術と自社開発の人工知能エンジンを基盤に成長を続けており、マーケティング領域での新規事業も展開している。

2000年設立、2015年東京証券取引所マザーズ上場。

今回はそんな事業が急成長、急拡大を迎えているSMNの2018年度新卒1年目の社員に焦点を当て、インタビューを敢行しました。今後の飛躍の一端を担う次世代メンバーが、いかにしてSMNに入社し、現在どのような想いで日々活動しているのかなどを赤裸々に本音で語ってもらいました。今後の期待の若手メンバーの“素顔”が今回明らかになります。

第四弾は普段は静かで落ち着いた雰囲気の河野へインタビューを敢行しました。静かな彼女には内に秘めた熱き想いが隠されていました。そんな彼女の知られざる一面を今回明らかにします。

河野爽
東日本統括部 コンサルティング課
学生時代の焼肉屋でのバイト経験からデザインの世界へ目覚める。
将来は頼られる存在になるべく自身のクリエイティブ磨きに奮闘中。

(取材:株式会社AMBAI 水野)

成長を実感しながら自分の強みを生かす。それをやりがいに繋げたい

― 早速ですが、どのような大学生時代を過ごされていたんですか?

学費を自分で支払っていたことから、週5~6とかでアルバイトをしていました。友達と遊んだり、旅行に行ったりっていう記憶はあんまりないですね…。ただ、今になって思えば、高校2年生のときから続けていた焼き肉屋さんでの経験が、私の人生のターニングポイントだったと思います。

― ターニングポイントというと?

当時、そのお店でポップの制作などを任せてもらっていたんです。元々絵を描くのは好きだったので、どうやったらお客様が焼肉を食べたくなるのかを考えながらポップを制作していました。そうしていくうちに、完全に1人で任せてもらえるようになって、そのバイトを辞めた後もポップ制作をお願いされたりするくらいにまでなっちゃって。これまでの私の人生でこんなにも誰かに頼られることはなかったし、自分にしか出来ないことという実感がもてて、とても嬉しかったです。自分の作るコンテンツを求めてくれる人がいることが自信になりましたし、それを仕事に出来たら自分の強みを生かしながらやりがいを感じることが出来るのではと思い始めたきっかけとも言えます。この経験からコンテンツ作りに携わりたいなと思うようになったんですよ。

― その後は何かコンテンツ作りを経験されたんですか?

はい。コンテンツ作りといえばライターかなと思って、あるベンチャー企業で女性向けメディアのライターとしてインターンに挑戦しました。でもやってみると「ちょっと違うな」って。というのも、そこでは決まった制約の中で、いかに多くの記事の本数を書くかが重視されていて、やっていることに違和感を覚えたんです。「ライター」って本数ではなく、ユーザーが必要としている情報を届けるための仕事なんじゃないかなって。

本当に自分のやりたいことを気づかせてくれた。ここならやりがいを感じながら成長していける

―そんなジレンマの中で、インターンは続けられたんですか?

ちょうど自分の中での違和感に悩んでいたとき、同じ職場にコピーライターの内定をもらった先輩がいたので相談してみました。そうしたら「やりたいことが叶うのはコピーライターなんじゃない?」と助言をもらい、コピーライター要請講座の受講を勧められました。でも、その講座が始まるのが1か月後だったんですよ(笑)。しかも、講座の受講にかかる費用が学生のときの自分にとっては高額で。

ただ、将来は自分の専門性を持って働きたいという気持ちが強かったので、思い切って母に相談しました。すると、思いがけず「やってみなよ」って背中を押してくれて。うれしかったです。

― なるほど。でも今はコピーライターはやられていないですよね?

はい。講座を受講したあと、就職先としてコピーライターの仕事が出来るところをいくつも受けましたが結構苦戦してしまって・・・。1社に何人も必要なポジションでもないのでかなり狭き門でしたね。コピーライターになりたい!と思う気持ちは強いものの、卒業を延期してまでチャレンジし続ける事は出来ないな…という焦りもあって、軸を広げてみるという選択をしました。

― どのように広げたんですか?

コピーライティングの領域に少しでも携われればという思いで、広告業界を広く見るようにしました。企画・営業職も受けたり。でも内心、納得できていない自分もいて…。そんななか、自分がいいなと思う企業の共通点を探していくと、きちんとユーザーを見て商品やサービスを広めるという点に惹かれている自分に気づきました。

― そこから最終的になぜSMNへ

SMNの他に1社化粧品会社のコピーライター職の内定ももらっていたんです。当初からなりたかったのはコピーライターだったので、正直かなり迷いました。ただ説明会、面談、面接などを通してSMNを知っていくと、業界や商品に囚われることなく市場の傾向が読めて、それに沿った広告の最適化に携われると思ったんです。化粧品に限定されたコンテンツ作りがやりたかったわけではない自分に気づかされたといった方がいいかもしれません。ユーザー視点で、自分のやりたいコンテンツ作りをやれるなら迷うことないなと。最終的にはその感覚を大事にしてSMNへの入社を決めました。

答えを自ら掴みに行く。成長を実感できるからこそ楽しい

― 実際入ってみてどうですか?やりたいと思っていたことなどあったかと思いますが

今の仕事はとても刺激的で勉強の毎日です。コンテンツに関われる部署に配属されたらいいなと研修の時から思っていたので、そういう部署に本配属されたときは本当に嬉しかったです。

― 現在はどのようなお仕事をしていますか?コンテンツに関われる部署とは?

コンサルティング課という部署です。広告の運用を自分自身でも実施しながら、業界別の社内のナレッジを整理・集約して展開するような仕事を任せてもらっています。私はその中で、ECサイトの領域を担当させてもらっています。コンテンツに関われる業務としてはECサイトに載っているキャッチコピーの傾向を集約・整理し、営業の方や運用の方へわかりやすく共有して、より効果的な提案や運用に役立ててもらうような仕事です。さまざまコンテンツに触れられるので、とてもおもしろいです。

― 難しい仕事でもありそうですね、いろいろ教えてもらうことも多いかと思いますがメンバーの方とはどんなコミュニケーションを日々取っていますか?

週1回定例のミーティングをチューターの先輩に実施してもらっているので、そのタイミングで日々の悩みやわからないことを基本的にはまとめて聞いています。また、私から相談しようと思ったタイミングでいつも声をかけてくれたりするので、とてもありがたいです!

― プッシュ型でフォローしてくれるんですね!

はい。それに甘えてはいけないと思いながらも、まだ経験不足で右も左もわからない状態なので、気にかけていただける方がいるのはとても心強いですね。ただ、単純に答えを教えてくれるばかりではなく、自分自身で考え、答えを拾いにいく機会をくださるので、課題を解決するたびに成長していけている実感も沸いています。

― 単純に答えを教えてくれないとはどういうことですか?

何かわからないことがあった際に、その内容のスペシャリストが誰なのかを教えてくれます。その方に直接聞きに行って、自分自身で理解できるまで教えてもらいます。だからこそ、表面だけでなく、深くまで理解できているというか。答えを単純に教えてもらってしまうと、自分の思考が停止した状態になってしまいがちです。あくまで答えを掴み行くのは自分自身。それを自然と実践させてもらっているので、自分の成長を感じやすいんだと思います。成長を実感できるからこそ毎日が楽しいですし、教えてもらったことが自分の経験として積み上がっている感覚があります。

“クリエイティブなら河野”という唯一無二の存在になりたい

― 具体的にどんな仕事をしているときにやりたいことが出来ていると感じますか?

今やっている中でいうと、やはりECサイトのキャッチコピーの傾向を整理しているときですね。例えば健康食品であれば、「1ヵ月無料お試しキャンペーン」など主に数字をクリエイティブに入れている傾向があるなどを整理して、現場の営業や運用のチームへ共有したりしています。そういう活動を通して、どういうクリエイティブが効果的なのかのといったノウハウが自分の中に積み上げられていきます。小さい枠に囚われず、様々な角度でクリエイティブについて触れられているので、今の私にとって欠かせない経験だと思っていますね。

― やりがいや面白みはどんなところにありますか?

弊社のLogicadでは配信実績を確認することが出来ます。自分の良いと思ったものが実際良かったのかを数字という客観的なもので確認することが出来るのは非常に面白いですね。なんとなくの結果ではなく、はっきりと良い悪いがわかるからこそ次に繋げられて、成長しやすいのではないかと考えています。数字は嘘をつきませんからね。

― 最後に今後の抱負を聞かせてください

長期目標でいくと、今SMNにはコピーライターなどのコンテンツ作りに特化した部署がないので、そういった部署を立ち上げたいと思っています。入社前から「(そういった部署が)ないなら作っちゃえばいいじゃん」とひそかに考えていたので(笑)。短期目標では、LP(ランディングページ)コンサルタントをやれるようになっていきたいです。今はLPを見た人に広告を配信することは出来ていますが、そこをもっと深堀りしていきたい。どういうクリエイティブがユーザーの実際のアクション(購買など)に繋がるのかまでコンサルティング出来るようになると、自分のやっていることに対する価値が高まり、自分にしか出来ない領域を創ることが出来るのではないかと考えています。「LPのクリエイティブは河野に相談すれば何とかなる」といわれる存在になっていきたいですね。

LP(ランディングページ)とは:
ホームページのなかで訪問者が最初にアクセスして「着地」したページのこと

取材を終えて。 社外インタビュアー水野より
優しい笑顔で周りの空気を和やかにしてくれる河野さん。試行錯誤を繰り返しながらも、いつか信頼される存在になる!という熱い想いが、言葉だけではなく、彼女の瞳からは溢れ出ていました。そんな彼女の真っすぐな姿に我々取材メンバーは魅了されました。彼女なら「人の心を動かすコンテンツ」を必ずや世に送り出してくれる。そう思わせてくれる魅力的な方でした。世界はあなたの心のこもったコンテンツを待っています!

本件に関するお問い合わせ先

経営企画管理部 組織開発課 採用担当者